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ブライダルエステというとウェディングドレスを着た際に目立つデコルテや背中をイメージしやすく、肌の露出が少ない白無垢などの和装の場合は不要と考えている人も多いかもしれません。ところが、露出が少ないと見える部分が注目されやすいものです。和装の場合でも最低限のお手入れは必要といえます。
そこで、結婚式を和装で行う場合のエステの必要性ややっておくべき部位などについて紹介していきます。
白無垢などの和装ウエディングの場合もブライダルエステは必要？
和装・白無垢でもブライダルエステを受けるべき理由
ウェディングドレスは肌を露出するデザインが多く、デコルテや背中などに参列者の視線がいきがちです。照明でうぶ毛が目立ってしまうこともあり、お手入れは欠かせません。
白無垢など和装の場合は、肌の露出が少ないことは確かです。
ところが、実際は違います。顔や首筋、うなじ、手などの見えている部分が注目されやすく、露出が少ない分目立ってしまうのです。
どのような衣装であっても、花嫁は結婚式の主役です。当日はじめて対面する参列者も多く、花嫁を写真や動画に収める人は少なくありません。
結婚式の間、照明は常に花婿や花嫁に当たっていることを忘れないようにしましょう。
肌を適切に整えておけば、メイクはもちろん、着物から覗くうなじや手元まできれいに見せることができます。着物を着る前の準備としてブライダルエステを受け、結婚式当日のために備えておくことが大切です。
和装・白無垢の場合におすすめの施術部位
ブライダルエステといってもさまざまです。白無垢などの和装を着用する際に受けておいた方がよい施術部位を紹介していきます。
顔・首筋
顔と首筋は、洋装か和装かに関係なく常に見えている部分です。白無垢のときのメイクといえば白塗りがオーソドックスですが、ナチュラルメイクも主流になりつつあります。素肌ケアや美白ケアを受けることで、ナチュラルメイクをより映えるものにしてくれるでしょう。和装のヘアアレンジはアップスタイルが多く、顔全体が見えるため、顔のたるみ改善をしておけばすっきりと引き締まった印象になります。
顔と併せて気を使いたい部位が首筋です。首筋は年齢が出やすいうえに、和装や白無垢を着たときに視線が集中することを忘れてはいけません。結婚式当日の肌のコンディションは、写真や映像となってそのまま残ることになります。着物に映える美しい肌に磨き上げ、結婚式に臨みましょう。
うなじ
うなじは着物を着た際、目にとまりやすい部位です。花嫁の着付けは衣紋を大きく抜くため、後ろ姿ではうなじに視線が向けられることが多いでしょう。肌荒れや湿疹などがないように肌を整えておくことが求められます。挙式の間は参列者に後ろ姿を向けることになるので、荒れた肌を見せるのは気がひけるかもしれません。自分で手が届きにくい部位の一つのためプロにきちんとお手入れをしてもらうことで安心して結婚式を迎えることができます。
手・爪
着物を着たとき、意外にも目に入りやすいのは手元です。特に白無垢のときは手首辺りまで覆われるため、着物の白い生地と手の色とのギャップが気になることがあります。着物に合わせても不自然にならないよう、美肌ケアで整えておきましょう。ネイルも同様で、顔の近くに手を運んだときや何気ないしぐさの際、目に入りやすい部位といえます。結婚式らしく、きれいなネイルで当日を迎えましょう。結婚式は一生に一度の特別な日ですから、吉祥柄や季節にちなんだ柄など、ネイルアートもよいかもしれません。
和装・白無垢なら自分でケアしても大丈夫？
白無垢や和装での結婚式は肌を露出する部分が少なく、お手入れにお金をかけるのはもったいないと考えるかもしれません。着物を着たりメイクをしたりすれば、多少の肌トラブルは問題ないと思う人もいるでしょう。結婚には何かとお金がかかります。挙式の費用や新婚旅行、新居の準備などにできるだけ予算を取りたいと考えるのも大切なことです。肌のお手入れを自分で行えば、その費用を抑えることはできます。ただし、自分でケアできる部位には限界があります。特に背中やうなじといった、自分では手が届かない部位は難しいでしょう。場合によっては肌トラブルを招いてしまうかもしれません。プロは技術を取得しているだけではなく、豊富な経験を積んでいます。結婚式当日の肌の見せ方や着物とのバランスなどを考えて整えてくれます。費用に無理のない範囲でプロに任せることが賢明ですし、安心です。
和装・白無垢のブライダルエステってどんなもの？
結婚式を控えている人の多くは、ブライダルエステを経験するのがはじめてです。実際にどんなものなのか気になることは多いでしょう。そこで、和装や白無垢でブライダルエステを受ける場合の内容や費用、回数などについて解説していきます。
施術内容
ブライダルエステといっても、実際のメニュー内容はサロンによって分かれています。和装コースを用意しているサロンもあるので、和装での結婚式を予定している場合には利用しやすいかもしれません。和装に特化したコースが用意されていない場合も、顔や首、うなじに手といった部位をセットにしているコースもあります。これらは着物を着たときに見える部位で、和装に適した無駄のないコースといえます。ただし、一般的なブライダルエステはコースによって施術内容や部位が限定されているわけではありません。例えば、うなじやフェイスケアといった、特に力を入れておきたい部位がある場合には希望を聞いてくれることが多いものです。ブライダルエステを受ける際、事前の電話やカウンセリングで相談してみましょう。
開始時期
結婚には何かと準備が付きものです。新居探しや新婚旅行の手配なども重なると、ブラダルエステに取れる時間は限られてくるかもしれません。どれくらい時間をかけたらいいか迷ってしまう人もいるでしょう。
普段はあまり肌のお手入れをしていないけれど、美しく見せたい人には、じっくり6ヶ月ほど時間をかけて肌質を改善することもできます。仕事などで時間は取れないものの肌をきちんと整えたいという場合には、エステサロンに相談をして短期間に集中して通い、当日ベストコンディションになるようにしましょう。
費用
和装の場合は着物から露出する肌が少ない分、ブライダルエステの費用を抑えやすいというメリットがあります。挙式を直前に控えた時期での数回のコースであれば、費用の目安としては数千円〜数万円といったところです。数カ月間の期間をかけて通うコースの場合、かかっても複数回で5〜20万円前後と考えておけばいいでしょう。費用は施術内容や通う回数によって変動します。これらの費用はあくまでも目安です。実際にはサロンやコースによって異なりますし、個人の希望によっても変わるので、確認した方がよいでしょう。結婚にかかる全体の中から予算を出したり肌の状態を考慮したりと、自分に合った費用のブライダルエステを考えることが大切です。
まとめ
和装は肌の露出が少なく、あまりブライダルエステの必要性を感じないかもしれません。しかし、見える部分が少ないだけに一般的なブライダルエステより費用を抑えられるというメリットもあります。和装の場合は注目が集まりやすいうなじや手指を中心に肌を整えておくことがポイントです。着物姿を美しく見せるために、希望に合ったサロンを探してみましょう。
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