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1粒に詰まった小豆の栄養と効能、赤ワイン以上のアンチエイジング効果も!

「赤いダイヤ」とも言われる小豆は、古くから親しまれてきた食材です。旬は10~2月の今!栄養の宝庫であり、様々な効能を持っている小豆は、実はアンチエイジング効果も高い食品なんです!

1.抗酸化物質を含む食品No1!赤ワインを超える小豆ポリフェノール

アンチエイジングに有効な成分といえば、ポリフェノール。ポリフェノールを含有するポピュラーなものは赤ワインですが、小豆は赤ワイン以上にポリフェノールを含む食べ物なんです。その量はなんと赤ワインの約1.5~2倍!アメリカの研究によると、食物やスパイスの中でもっとも抗酸化物質を含む食品は小豆と判明しました。

ポリフェノールは植物の苦味や渋み、色素の成分の総称で、すべてが抗酸化作用を持っています。小豆にも様々なポリフェノールが含まれています。

カテキン 苦味成分。小豆の主なポリフェノール。代表的な抗酸化物質のビタミンEの50倍の抗酸化作用を持つ。殺菌・抗菌作用や体脂肪を減少させる働きも。
ルチン ビタミンCとともに働き毛細血管を強化し血流を促進する。体内のコラーゲンの合成をサポートする働きも。
アントシアニン 皮に多く含まれる。メラニン色素の生成を抑制(美白)、血行促進など。
イソフラボン 胚芽部分に多く含まれる。女性ホルモン様作用による更年期障害の軽減、骨粗鬆症の予防、美肌など。

これらは小豆のポリフェノールの一部ですが、アンチエイジングはもちろん、新陳代謝のアップや冷え性の改善、美白・美肌、更年期障害の軽減など、女性に役立つ作用をたくさん持っています。

野菜などのポリフェノールは調理の際に流れ出てしまうのですが、小豆のポリフェノールは煮汁に溶け出すので、あんこに加工したりぜんざいやお汁粉にすればそのまま摂取できる利点があります。
小豆は中国や韓国など東アジアでも作られ、日本にも輸入されていますが、抗酸化活性は輸入小豆よりも北海道産の方が高いことが分かっています。北海道産の中でも品種が様々ありますが、より小さい粒の品種が中でも抗酸化活性が高いので、自宅で調理して食べるなら大粒の大納言小豆より普通の小豆を選んでください。

2.健康的な効果は煮汁の苦味にあり!?小豆の皮に含まれるサポニン

小豆にはもう一つ、強力な抗酸化作用を持つ成分としてサポニンが挙げられます。

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サポニンが含まれる食品例
・小豆 ・大豆 ・烏龍茶 ・ごぼう茶 ・アスパラガス ・高麗人参
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サポニンは苦味やえぐみの元となる成分で、小豆や大豆に多く含まれています。体の老化の元凶である血中のコレステロールや中性脂肪の生成を抑え、細胞膜の脂質が過酸化(サビに変化)するのを抑制し、老化を防いでくれます。脂質の代謝を促す作用は、ダイエット効果も期待できるんですよ。
また、利尿作用と血流の体内の水分バランスを整える働きからむくみの解消をサポートします。大腸で便を柔らかくしてスムーズに排出する効果から便秘を解消し、肌荒れの予防にもつながります。

サポニンはいわゆる「灰汁」となって煮汁に溶け出るので、あまり灰汁を取り過ぎないようにして調理に利用すれば、サポニンを効率的に摂取できるでしょう。煮汁そのものを利用する小豆粥がおすすめですよ。サポニンは皮に多く含有されているので、おやつならこしあんより粒あんを選ぶのがアンチエイジングには効果的です!

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