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知っておけば怖くないターンオーバーとかゆみの法則

「ターンオーバー」という言葉をよく耳にすると思います。
では、具体的に皮脂の働きはどのようになっているのでしょう?
どのように表皮は生まれ変わっていくのでしょうか。
そして乾燥肌などで悩まされる「かゆみ」についても、そのシステムを知って、あなたのお肌ケアに繋げていきましょう。

弱酸性はターンオーバーの絶対条件

まず、ターンオーバーのプロセスをご説明しましょう。
基底細胞とは、皮膚の外層である表皮の下層(基底部)に存在する、小さな円形の細胞のことをいいます。
まず、基底細胞が自らを分裂させるために、それに必要な栄養(ビタミンCやビタミンAなど)・水分・酸素を、血液が運んできてくれます。
そして、真皮の毛細血管からにじみ出た代謝物質を、リンパの流れが基底細胞に届けます。
代謝活性酵素の働きにより細胞分裂をして、古い細胞は上へ上へと上がってきます。
(基底層→有棘層→顆粒層→角質層→やがてアカとして剥がれ落ちる。)
代謝活性酵素を正常に働かせないと、ターンオーバー(新陳代謝)が正常に行われません。
”弱酸性のお肌”は、その絶対条件なのです。
ターンオーバーのサイクルを正常に維持できるようにしましょう!

ターンオーバーと老化の密接な関係

ターンオーバーが低下する原因

  1. 加齢により、新陳代謝の低下が起こる。
  2. 角質の変化が起こり、皮脂、汗が不足する。
  3. 角質の並びが不規則になる。すると隙間が出来て水分が蒸発してしまう。
  4. ターンオーバーが低下する
  5. NMF・セラミド・皮脂膜が減少する。
  6. そして老化の促進に!

では、加齢の他の要因とはなんでしょう。

加齢の要因とは

紫外線

細胞を傷付け、肌をサビさせる。

皮膚表面の汚れ

老化角質

お肌をアルカリ性に傾け、代謝を遅らせる。

栄養不足

細胞分裂に必要な栄養素が基底細胞に届かず、代謝が遅延する。

ストレスストレス

血流が悪くなる。汗・皮脂の分泌異常などにより代謝が遅れる。

こんなにも老化の要因が見付かります。
丁寧にお手入れをし、できるかぎり防いでいきたいですよね。

お肌はあなたの宝物

お肌はあなたの、替えのきかない宝物です。
お手入れをするとしないでは、見た目も触り心地も差が出て来ます。
しっかりとケアし、美しく老いていきたいですよね。
代謝を促進するお手入れには、家で自分でできる「ホームケア」と、専門家に任せる「エステケア」があります。

ホームケアでの代謝促進

  • 弱酸性の化粧品を使い、代謝活性酵素の働きを活性させる。
  • 寝る前の30分~1時間前に栄養(水分と油分)を補給する。
  • 浸透性の高い化粧品を使用する。

エステケアでの代謝促進

  • 酵素パックや香草パックで老角除去する。
  • マッサージで血流を良くし、栄養素を運ばせる
  • リンパドレナージュを行い、毛細血管からにじみでた栄養素を基底細胞に届けるのを促進させる。
  • 光トリートメントで細胞分裂の促進を行う。

肌は夜作られます。
眠りについてから2~3時間後の間に血液の流れが活発になります。(基本的にはPM10:00~AM2:00の間)
1日の内、約80%がこの時間に盛んに新陳代謝が行われます。
基底細胞に栄養が届きやすいのがこの時間なのです。

ですから、お家でのお手入れは必要不可欠になります。
眠りにつく30分~1時間前にお肌を弱酸性に整え、栄養を補給してあげましょう。
更にお肌の生まれ変わりを早めることになります。

かゆみはなぜ起こるの?

かゆみとは…
「掻きたい」という気持ちを起こさせる皮膚の感覚です。
痛覚の特殊型で、中途半端な刺激と考えられています。
”皮膚や体に異常をきたしている”という何らかのサインであることが多く、極めて多彩にその感覚は表れます。

一般的に多くみられるのは皮膚の乾燥・UVによる刺激や炎症などです。
恐ろしいのは”かゆい”といってひっかくと、角質が傷付きます。
そして更に”かゆくなる”という悪循環が皮膚を傷付けます。
これにより大きなトラブルにもなりかねません。

<疾患によるかゆみ>
虫刺されやタムシからはじまり、アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏症の湿疹、接触性の皮膚炎などの「湿疹」「皮膚炎」。
薬やウイルス感染により全身に発疹が出る「じんましん」「中毒疹」。
とてもかゆく、豆粒のような湿疹ができる「痒疹」。
そして、特殊な乾燥状の皮膚疾患で、「尋常性乾癬」というのもあります。

内臓疾患からのかゆみには要注意

内臓の調子が悪い、または体の調子が悪い時の皮膚の乾燥による”かゆみ”は要注意です。 内臓疾患(特に肝臓病、糖尿病、腎臓病など)を患っているときに、皮膚にかゆみを感じやすくなることがあるのです。 皮膚病や内臓病による”かゆみ”は専門医の診察が必要になりますので、おかしいと思ったら放置しないで病院にいきましょう。

一般的な”かゆみ”には、水分と脂分の補給が大切になります。 かゆみは中途半端な刺激ですので、ひっかくのではなく”軽く叩く””つめたく冷やす”ことによって治まることがあります。 むやみやたら掻くのではなく、まずはこれを試してみましょう。

ターンオーバー低下もかゆみも、しっかりとお手入れすれば防げるものです。
また、ターンオーバーにもかゆみにも共通することは「乾燥」です。
常にお肌に潤いを保つことで、健康な肌を守っていきましょう。
気付いたらやるのではなく、普段から気を付けて、大事なお肌を守ってあげてくださいね。

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