「痩せてきれいになりたい」というのは世の女性の永遠の願い。 スイーツやごはんなど美味しいものが目白押しの秋は、 ついつい食べ過ぎて後悔してしまうことも… こんなときは、週末をうまく利活用して 「プチ断食」でからだの中をリセットしてしまいましょう。
週末を活用して、「プチ断食」でデトックス
断食の効果って?
一定期間食物を食べない「断食」は、宗教の「行」の一つであったり、治療法の一つであったりいろんなシーンで行われています。断食をすることで、日ごろから負担のかかりがちな胃腸をひとやすみさせることができ、新陳代謝を上げる、脂肪を燃焼させる、便秘を解消するなどの効果が認められ、手軽なダイエット法としても注目を集めています。
日常のなかで無理なく実行できるのが最大のメリットで、デトックス効果から肌の調子までよくなる人も。まさに、からだの中から美しくなれるダイエット法といえます。
週末をうまく活用して、プチ断食にチャレンジ
数日間まったく何も食べない本格的な断食は、専門機関等で指導を受けないと実施できませんが、1日だけのプチ断食はルールを守って「きれいに痩せる!」という意志があれば、自分だけでも実践できます。
期間は断食日の前後を入れて3日間。金曜日からスタートをしても日曜日に終えることができるので、予定の入っていない週末にチャレンジするのがいいでしょう。ただし、断食をしたことで頭痛等が起こることもあるので、異常と感じた場合は中止しましょう。
準備しておきたいもの
飲料水
大量に水を摂取するので普段からペットボトルの水が必要な人は数本買い貯めを。
そのほか、お茶やハーブティーは摂っていいので、こちらも用意しておくといいでしょう。
おかゆ
断食日前後に食べるので、自分で作らないという人はレトルトのおかゆを用意します。
映画や本など気分転換アイテム
個人差がありますが、空腹感を紛らわせるために映画や本を用意しておくといいでしょう。
アロマやお香などリラックスアイテム
香りはリラックス効果が高いので、空腹からくるイライラも和らげてくれます。
週末プチ断食プログラム
金曜日から徐々に食事量を減らし、土曜日は1日断食、日曜日はすこしずつ食事量を増やしていき、普段の生活に戻していきます。
金曜の昼
プチ断食の準備スタート。うどんや和食など消化のよいものを食べます。
金曜の夜
スープやぞうすいなど、軽いメニューにしておきます。アルコールは厳禁。
土曜
一日中、食べ物を食べませんが、脱水症状になるので水分をしっかりと摂ります。水以外にもハーブティーやお茶でのOK。どうしても辛いときは、手作りの野菜ジュースを摂りましょう。
日曜の朝
食事を再開しますが、おかゆをすこし食べる程度。レトルトのものより自分で作った3分粥がベター。
日曜の昼
おかゆを食べますが、朝食同様に自分で作った方がベター。5分粥にします。
日曜の夜
普段通りの食事に戻しますが、消化のよいものをゆっくり食べましょう。空腹感から一気に食べてしまいがちなので注意が必要です。アルコールは控えます。
プチ断食を終えると、胃が小さくなったと感じるはずです。乱れがちな食生活がせっかくリセットされたのですから、断食期間を終えたからといって暴飲暴食は厳禁。ちょっと食べすぎたな、と感じるときは、「朝食だけ断食」や「夕食だけ断食」などを取り入れるのもおすすめです。
前日夜に食べすぎたと感じたときは、18時間あけてから次の食事をすると内臓がしっかりと休まります。
大切なのは、胃腸を休ませてあげること。それが、デトックスとダイエットにも効果を発揮してくれるのです。