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おしりに関するツボを徹底紹介!マッサージのコツまとめ

東洋医学のツボ療法といえば、頭や手足、背中などがイメージしやすいでしょうか。しかし、普段、意識しづらいおしりにも数多くのツボがあり、それぞれ体に良い効果があります。おしり痩せやヒップアップ、つらい症状の腰痛や坐骨神経痛にも、筋肉が柔軟になりコリがほぐされることで、軽い痛みならすぐに解決してしまうこともあります。おしりに悩みを持つ人や、腰痛を治したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

おしりにあるツボの種類と効果

おしりにある代表的なツボには、承扶・腎愈・大腸愈・次リョウ・環跳が挙げられます。どのような効果があるのか、各ツボについて解説していきます。
はじめに、承扶(しょうふ)とは、ヒップアップや足痩せ・坐骨神経痛に効くツボであり、おしりと太ももの境にある溝(横じわ)の真ん中に位置します。おしりや太ももに命令を出す神経の通り道にあるため、足のしびれにも効果的です。ツボの押し方は、両手でおしりを抱え込み、左右の承扶を中指で5秒押します。これを5回。お風呂上りなど、血行がよくなっているときに実践してみましょう。
次に腎愈(じんゆ)ですが、このツボは背中側にあり、おへその位置で腰に手を置くと、親指が自然と届く場所にあります。腰痛関連に効果があり、特にぎっくり腰では腎愈にカイロや温シップを貼ると痛みが和らぎ、予防にもつながります。腎愈には「腎疾患を治すツボ」という意味があり、「腰や足が重い」「疲れがとれない」「トイレが近い」といった、腎臓の働きが低下すると現れる症状にも効き目があります。押し方は、椅子に座って背筋を伸ばし、親指でツボを押す・緩めるを2~3分間続けましょう。
3番目の大腸愈(だいちょうゆ)は、腸を整え、便秘を解消するツボです。便秘に効果的なツボは手足にもありますが、大腸愈は腸の蠕動運動を促すため効果が大きいです。背面にあり、骨盤上端と同じ高さで、背骨から指2本分外の左右にあります。仰向けになり、背中の下でこぶしをつくって、ゆっくりとツボを押しましょう。
4番目の次リョウ(じりょう)は、骨盤内の血流を促進するため、主に泌尿器や子宮・卵巣の機能を改善するといわれています。例えば、膀胱炎・尿漏れ・頻尿、婦人科系の症状では生理痛・生理不順などに効果があります。次リョウは仙骨(おしりにある平らな骨)の中央から左右2センチほど離れたくぼみにあります。腎愈と同じように、椅子に座ってツボを少し強めに押してみましょう。温めるのもよいでしょう。
最後に、環跳(かんちょう)は膝や股関節に特効性のあるツボで、特におしりの筋肉に柔軟性がなくなることで引き起こされる膝痛には、大変有効とされています。そして意外にも、「突然、腕が上がらない!」といった症状にも効果絶大。これは、東洋医学でいうツボの反射によって、腕を上げる際に使われる上半身の筋肉がほぐされるため、痛みが治まってくるのです。環跳は、立った状態でおしりのくぼんでいるところに位置します。ここを押す・揉む・温めるといった方法で刺激します。「腕が上がらない」ときには、仰向けに寝て、腕を無理なく上がるところまで上げた後、反対の腕で環跳を押しつつ、膝を曲げて円を描くように内・外と20回ずつ回しましょう。

ヒップアップに効果的なツボはどこ?

美しいヒップラインのために、ストレッチ・筋トレ・体操・骨盤矯正と頑張っている人は多いのではないでしょうか。おしりのたるみの原因は、筋力の低下や冷え・骨盤のゆがみ・老化などいろいろあります。おしりが垂れ下がってくると太ももとの境があいまいになり、パンツスタイルも格好よく履きこなせません。エクササイズや筋トレも重要ですが、ツボ押しも美尻に近づくためにとても有効です。ツボ押しによって血行がよくなると、老廃物や余分な水分・脂肪が流れやすくなり、セルライトの解消やおしり痩せにつながります。筋トレによる筋肉へのアプローチも届きやすくなり、引き締めにも効果的です。ここでは、ヒップアップ効果を狙ったツボを見ていきましょう。
はじめにも紹介した「承扶」「環跳」「次リョウ」は、いずれもヒップアップに効くツボです。ここをマッサージすることで、おしり・太もも・足のむくみが改善されますので、ツボ押しを習慣にするとよいでしょう。
この他に、関元(かんげん)というツボがあります。「気を整えるツボ」「元気の関元」として知られ、婦人科の治療にも使われています。おへそから5~6センチ真下(指4本分下)にあり、内臓の集まっている部分でもあるため、指圧する際は擦るようにしてゆっくり力を加えていきましょう。
足の裏には、ヒップアップ効果のツボがかかとにあります。その名も「尻(しり)」。体内の水分や老廃物の排出を促すため、おしりの脂肪燃焼に効果があるでしょう。マッサージ用の棒や足ツボマットなど、グッズを利用すると効率的にツボ押しができます。

おしりのコリをほぐす方法

肩や首のコリは感じますが、盲点はおしりのコリ。現代人は座る時間が長いため血流が滞っておしりの筋肉が硬くなる傾向にあり、自覚がないままおしりが凝っている人が多いです。そして、このコリによって腰痛・冷え性・便秘といった多くの不調が現れてくるのです。特に腰痛は、血行不良による神経の圧迫が原因であるため、コリの解消は必須です!
おしりのコリをほぐすのに、一番手っ取り早いのが「便所座り(ヤンキー座り)」です。足を開いて、足裏を床にぴったりとつけ、しゃがむだけ。このまま30秒キープ。おしりや股関節の筋肉が伸びるように意識しましょう。
梨状筋を延ばすストレッチも重要です。梨状筋とは、その名の通り梨のような形をした、おしりの深部にある筋肉です。主な役割は、股関節を外旋(膝を軽く曲げた状態で外側に回す動き)させることです。この働きによって「体をねじる」「方向転換をする」「振り向く」といった基本的な動作がスムーズに行えます。しかし、梨状筋が緊張してしまうと、腰や太ももの裏・おしりなど下半身に痛みが生じ、日常のささいな動きにも支障が出てきてしまうのです。 梨状筋のストレッチは、床に座って両足の裏を合わせて前傾し、20秒キープ。続いて、椅子に座り、片方の足を反対の太ももにのせ、背中が丸くならないように上体を倒していくといった簡単なものです。気軽にトライしてみましょう。
この他にも、テニスボールをおしりの凝った部分に押し当てて転がす、環跳のツボを指圧するなどの方法があります。

おしりをマッサージするコツは?

ガチガチに凝ったおしりを柔らかくするには、中殿筋を集中してマッサージすることです。中殿筋は骨盤を支える役割があるため、疲労が溜まりやすく、腰痛への影響も大きい筋肉です。
相手がいる場合は、肘を使ってしっかりと圧をかけたマッサージをしてもらいましょう。右側は左肘で、左側は右肘で、斜め45度下方に向かって体重をかけていきます。自分でマッサージするときは、手のひらでぐりぐりと強めに中殿筋全体を揉みほぐす、あるいは叩くだけでも効果抜群です。
臀部深層には、梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋という、6つの股関節の動きを司る筋肉があり、総称して深層外旋六筋といいます。おしりが硬くなっている人は、この深層外旋六筋にも負担が掛かっているため、あわせてマッサージするとおしり全体がほぐされてよいでしょう。

おしり痩せに効果的なマッサージ方法

おしり痩せするためには、どのような方法があるでしょうか。ここで紹介する一連の動作を、毎日の習慣にしてみてください。
まず、おしり全体を手のひらで擦りましょう。立った状態で、手のひらを腰の後ろからお尻の下までおろし、ヒップラインに沿って腰骨まで擦り上げます。次に、仙骨にある次リョウのツボをしっかりと指圧していきます。骨盤内の血流が促され、内臓の働きが調整されます。その後、おしりと太ももの境に両手を当て、交互におしりの肉をぐっと持ち上げます。冷たい部分は温めるイメージで、ゆっくり揉みほぐしましょう。最後はお尻全体をこぶしで叩いて引き締めます。

ツボを刺激して効果的なマッサージを!

ツボ療法は、2000年前には確立していたといわれ、今もって東洋医学の中心であり、多くの人々にその効能が支持されてきました、2006年には、WHO(世界保健機関)がツボの位置を361か所にまとめ、関節炎や神経痛、目や耳などの疾患にツボを刺激する「鍼灸療法」が有効であることを認めました。
ツボを刺激することで、病気の予防や健康維持・老化防止、そして美容効果も期待できるのです。ぜひ、生活習慣にツボ押しを取り入れて、健やかな毎日を目指しましょう。

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