女性らしい細い指に憧れているのに、手の指が太くたくましくなってコンプレックスを感じている人はいませんか。または、以前は細かった指が太くなったことでお気に入りの指輪が入らなくなった人もいるでしょう。手の指が太くなるのにはいくつかの原因が考えられます。そして、原因によっては太くなった指を再び細くすることも不可能ではありません。そこで今回は、指が太くなる主な原因と、効果的な指痩せの方法について紹介します。
指は、体のほかの部分と同じように脂肪がつくことで太くなってしまうことがあります。しかし、指が太くなるのは脂肪のほかにも主に4つの原因が考えられます。まず1つ目に考えられる原因は、むくみです。むくみやすい体の部位というと脚や顔を思い浮かべる人も多いことでしょう。しかし、実際には体のさまざまな部位でむくみは起こり、そのひとつに指も含まれます。むくみの原因となるのはリンパの流れの停滞と水分や塩分の過剰摂取です。同じ体勢を長く続けていたり、体が冷えてしまったりしたときなどに、リンパの流れは悪化するといわれています。また、水分や塩分の摂り過ぎは、日々の食事内容によって誰にでも起こる可能性があります。
特にリンパの流れの停滞は、血液の流れと深くかかわっているため、心臓から遠い部位で起こりやすくなります。指は心臓から遠いところにあるため血流が滞りやすく、むくみが生じやすい部位となっているのです。また、水分を含んだ血液やリンパ液などの組織液が重力によって体の先端部分にたまりやすいことも、指がむくむ原因となります。手の先端部にあたる指には水分がたまりやすくなるからです。
2つ目として、関節をならしていることが原因となる場合もあります。関節をならすことは指を伸ばすためストレッチのような作用もあると考える人もいますが、実際には指にとってよい動作ではありません。関節がなるのは関節の間にある空気がはじけている音で、関節をならすたびに組織にダメージを与えています。ダメージを受けた組織は傷を修復して以前よりもさらに強くなろうとするため、関節周囲の組織が一層太くなってしまうことがあります。無意識に癖でならしてしまっているなら、普段からならさないように気をつけましょう。
3つ目に考えられる原因は、過去のスポーツ経験による影響です。特に、バレーボールのような指先を使うスポーツをしていると指が太くなることがあります。これは、日常生活で使うレベル以上に指先を酷使すると、関節や指の筋肉が過度に発達するようになるからです。筋肉がついた指はがっちりとして太く見えるようになります。
4つ目として挙げられる原因は、ケガです。突き指などをして骨折をしてしまうと、関節が腫れて太くなることがあります。軽度の突き指だと痛みが少なく、見た目も少し指が太くなる程度なので、そのまま放置してしまう人は少なくありません。しかし、症状を軽視すると指が太くなってしまうだけでなく、骨が変形してしまうリスクも生じます。そのため、ケガの最初の段階で専門医に診てもらうなど、きちんと対処しておくことが大切です。
マッサージを行うためには事前の準備が必要です。マッサージの際に摩擦で皮膚に過剰な負担をかけないようにするために、滑りをよくするハンドクリームやマッサージオイルをあらかじめ手につけておきます。準備ができたらマッサージ開始です。まず、手のひらを自分に向けるようにして構え、指先は曲げずに立てておきます。そして、指一本一本をそれぞれ反対の手全体を使って5秒程度ずつ順に握っていきましょう。指を握る際は、手全体で包み込むようにすることがポイントです。力の入れ方は、握るのをやめると血行が流れるのがわかるくらいの加減にします。
つぎに、指一本一本をそれぞれ反対の手の親指と人差し指で軽くはさんだまま、ゆっくりと根元から指先へ向かってスライドさせていきましょう。指先までスライドさせたら、今度は根元へ向かって戻るように逆にスライドさせていきます。指の根元から指先へ、そして続けて指先から根元へという往復をすべての指で5回ずつ行ったら、マッサージは終了です
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