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シアバターの種類や成分を知ろう!全身ケアのためのおすすめの使い方

美容に興味がある人であれば、一度くらいは「シアバター」という言葉を聞いたことがあるでしょう。しかし、シアバターがどのようなものなのかということについては分かりにくいため、シアバターのことをよく理解したうえで全身に活用していくことが大切です。この記事では、シアバターの成分やおすすめの使い方、注意点などについて解説していきます。

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シアバターとは木の実から採れる天然油脂

シアバターとは、シアの木の実の種から採れる天然の植物油脂のことをいいます。シアの木はアフリカのサバンナに自生しており、アフリカでは食料品や薬品、燃料として使われています。特に、ガーナ北部では、シアは厳しい乾燥から肌を守る天然の保湿クリームとして1000年以上も前から使われてきました。

さらに、シアが生息しているナイジェリアやマリなどの地域でも、シアはすぐれた保湿力のある植物油脂として活用されているといわれています。シアバターの用途としては、具体的に傷や傷跡、火傷の手入れや、赤ちゃんのへその緒の手入れなどに用いられ、さまざまな万能薬として塗られています。また、シアの保湿効果は非常に高いため、リップケアやヘアケア、かゆみ止めなどにも使うことが可能です。

シアが流通するようになった背景には、ヨーロッパの人々がアフリカに入ってきたときに、アフリカ女性の肌の美しさに注目したというエピソードがあります。ヨーロッパの人々がシアの効能に着目したことがきっかけとなり、その後シアは高級化粧品の原料などとして製品化され、世界中の人に愛用されるようになったのです。

シアバターには未精製と精製タイプがある

シアバターと一口にいっても、未精製タイプと精製タイプの2種類があります。これらは製法が全く異なるため、その違いについて押さえておくことがポイントです。まず、未精製タイプのシアバターは、化学薬品を一切使用せずに、伝統的な製法で抽出している点が最大の特徴といえるでしょう。未精製タイプのシアバターは、未精製であるがゆえに自然のままの色をしています。具体的には、ほんのり茶色がかっているものや、クリーム色をしているものが多く見られます。さらに、未精製のシアバターに関しては、チョコレートやココナッツのような独特の香りがすることが特徴です。化学薬品を使用せず、伝統的な製法で抽出、精製されたシアバターには微量成分が丸ごと残っており、これが美容や保湿に役立っているといわれています。

一方で、精製されたシアバターは、製品を安定させるために不純物を取り除いて販売されています。そのため、精製タイプのシアバターは、白くて香りがないことが目立った特徴といえるでしょう。不純物のなかには酸化の原因となる物質も含まれていますから、それが生成して取り除かれているということは商品として安定性があるということを意味しており、未精製タイプと比較してみても保存しやすいといえます。国内で流通しているシアバターのほとんどが大量生産や製品の安定性を重視していることから、精製タイプのものであると知っておきましょう。

お肌におすすめの栄養がたっぷり!シアバターの主な成分とは?

シアバターがお肌に良く、美容にも良いというイメージが持たれている理由は、主な成分に着目すると理解することができます。シアバターの主成分は、ステアリン酸やオレイン酸です。まず、ステアリン酸は酸化しにくく、抗酸化作用があります。乾燥からも肌を守ってくれるため、保湿には特に適した成分のひとつです。加えて、オレイン酸は人の肌にもともと存在している成分で、皮脂のおよそ40%を占めるといわれています。ゆえに、オレイン酸は肌に馴染みやすく、長時間の保湿に優れているという特徴があります。

他には、リノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。シアバターの主成分とされるこれらの脂肪酸は、人の皮脂と似た成分であるため肌馴染みが良いといわれています。肌馴染みが良いということは、長時間に渡って保湿が持続するということを指しています。

さらに、シアバターにはアラントインやカロチノイド、トコフェロールなどが微量に含まれています。アラントインには自然治癒力を促進する効果があり、肌荒れを改善してくれます。また、カロチノイドは皮膚・粘膜の再生を助けてくれ、荒れてしまった肌を健やかにしてくれるものです。続いて、トコフェロールは天然のビタミンEであるため、肌の老化を防いでくれ、美肌効果をもたらしてくれます。

このようにシアバターにはさまざまな成分が含まれているため、肌に塗るだけで、肌の保湿や保護、再生する力が期待できるといえるでしょう。

頭の先から爪の先まで!シアバターのおすすめの使い方

シアバターは植物性の天然オイルです。そのため、全身に使用することができます。シアの木が自生しているアフリカでは、赤ちゃんの日焼け止めとしても使われるほど、安心安全なものなのです。
おすすめの使い方としては、さまざまなものが挙げられます。まず、リップとして、口まわりに使用してみても良いでしょう。シアバターは保湿に優れているため、唇の乾燥を防いでくれます。また、シアバターを使ってリップパックをしてみると、ふっくらとした唇を手に入れることができます。唇にシアバターを塗り、ラップで覆っておよそ5分間パックするだけという簡単な方法であるため、誰でも気軽に取り組むことができるでしょう。

さらに、シアバターは爪の先からヘアケアまで使える万能クリームです。他にも、フェイスケア、ボディケア、ネイルケア、ヘアケア、メイク時に使っても効果を発揮してくれます。肌馴染みが良く、安全性が高いという特徴があるため、一般的な美容クリームと同じように使うことができるという点がメリットのひとつです。大豆ほどのサイズのシアバターを手に取り、手のひらで温めてから使うと伸びがよくなり、使いやすくなります。肌の乾燥が気になる人や、ふっくらとした美しい肌を実現したい人は、毎日の美容にシアバターを取り入れてみると良いでしょう。

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シアバターを使うときの注意点は?

シアバターは、天然の植物油脂であるために安全性が高いとされていますが、いくつかの注意点があることを押さえておきましょう。まず、どんな肌にでも使うことができますが、油分が多いという特徴があります。そのため、使い過ぎやつけ過ぎには十分に注意することがポイントです。また、肌にトラブルがあるときには、使用する前に皮膚科医に相談してから使うようにしましょう。

加えて、顔などに使うときには、ひと工夫加えることがおすすめです。顔に化粧水などをつけた後にシアバターを塗ると乾燥を防いでくれ、より効果的です。シアバターの保湿効果を最大限に高めるために、適切な使い方をするように心がけましょう。

シアバターは老若男女すべての人におすすめ!

シアバターは年齢や性別を問わず、老若男女すべての人が使用できる画期的な天然の保湿クリームです。比較的どのようなタイプの肌質の人にも使うことができるため、ひとつ持っておくだけで肌を乾燥から守ってくれます。

加えて、シアバターには挙げたらきりがないほどいろいろな使い方ができるというメリットがあります。頭から爪の先まで安心して使うことができるため、毎日の保湿ケアに取り入れて、使い心地を楽しんでみましょう。

また、気になるところに塗っておくだけで保湿効果をもたらしてくれるだけでなく、皮膚や粘膜を再生してくれ、肌の老化を防いで美肌効果をもたらしてくれます。赤ちゃんのデリケートな肌にも使うことができるため、家族みんなで使う保湿クリームとして最適といえるでしょう。

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