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滋養強壮にもってこい!スーパーフードのゴジベリーとは?

栄養バランスに優れ、一般的な食品よりも栄養価が高いスーパーフード。美容に関して興味のある人は、スーパーフードにも関心があるのではないでしょうか。今回の記事では、スーパーフードを代表し認知されているものの1つ、ゴジベリーについて紹介していきます。国内でも優先的に推奨されているスーパーフードですので、ぜひ美容の参考にしてみてください。

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古来中国で用いられてきた!ゴジベリーとはクコの実のこと!

ゴジベリーという言葉にはあまりなじまないかもしれませんが、実はゴジベリーとはクコの実のことを指します。地方では、キホウズキやカラスナンバンと呼ばれることもあります。クコの実なら知っているという人も多いのではないでしょうか。クコの実とは、中国や日本で分布するナス科の落葉低木です。中国が原産国ですが、日本でも作られていて、海岸や川原、空き地などでは自生している姿を見られることもあるようです。クコの実はもともと日本にもあったものですが、欧米でセレブなどの間で注目され、逆輸入でゴジベリーとして再び日本へ入ってきました。スーパーなどでも売られているため、比較的手に入れやすいスーパーフードといるでしょう。

ただし、市販品のなかには加熱によって栄養素が破壊されてしまっているものもありますので、購入する際には表示等をよく確かめてからにしましょう。ゴジベリーは、中国では古くから漢方薬として知られていて、果実を枸杞子、根皮を地骨皮、葉を枸杞葉と呼び、生薬として使われています。古くは、古代中国の4大美人の1人、楊貴妃も愛用していたそうです。日本でも、江戸時代に書かれた本にゴジベリーを利用していたという記録があり、古くから食されていたことがうかがえます。

また、ゴジベリーは、不老長寿の妙薬ともいわれています。これは、ヒマラヤ山脈の人里離れた場所で100歳を超える長寿の人たちがゴジベリーの生える井戸の近くに住み、ゴジベリーの有効成分の溶け出た水を飲んでいたことに由来します。中国の有史のなかで最も長寿の人がゴジベリーを習慣的に食べていたことからいわれるのでしょう。若々しさを保ちたいという人にとっても、気になる効果ではないでしょうか。他にチベットでも、1700年以上前から漢方薬として利用されてきた歴史があり、ゴジベリーの名前を掲げたお祝い行事もたくさんあるぐらいです。また、幸福の果実としても知られ、食べると前向きで明るい気分になれるという言い伝えもあります。

栄養豊富!ゴジベリーに含まれている栄養素とは?

ゴジベリーは、とにかく栄養豊富です。例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸などの体内で合成することのできない必須アミノ酸が含まれています。植物でこれだけの必須アミノ酸が含まれているのは、珍しいといえるでしょう。また、滋養強壮効果のあるゼアキサンチンやフィリイエン、アルカロイドの一種で、消化器系の分泌や運動を促進するベタインも含まれています。これ以外にも、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあるビタミンB1、タンパク質や脂質などをエネルギーにするビタミンB2も豊富です。

さらに、ポリフェノールの一種で血管の弾力性を保持、高血圧や動脈硬化の予防効果のあるルチンが含まれています。ルチンや同様の効能を持つヘスペリジンには、滋養強壮や便秘解消、骨を強くするなどの効果も期待できます。他に、肌や目の健康維持、体内の酸化予防をするベータ・カロテン、ゼアキサンチンが豊富に含まれていることから、ゴジベリーは食べる日焼け止めと称されることもあるのです。

また、漢方薬に使われている枸杞子は血圧や血糖低下、地骨皮は抗炎症作用、解熱作用、枸杞葉は血圧低下の作用があるといわれています。ゴジベリーはORAC値(活性酸素吸収能力値)も高く、世界で最も強力な酸化防止のための食べ物としても有名です。例えば、りんご1個で1日のORAC値を満たす場合には、約2kgを食す必要がありますが、ゴジベリーでしたら約20gで済ませることができるのです。いかにゴジベリーのORAC値が高いか、理解することができるでしょう。ちなみに、ゴジベリーには美白効果があることを世界で初めて資生堂が発見し、話題になったこともあります。このため、肌をきれいに保ちたいと考えている人や、透明感をアップさせたいと考えている人にも効果が期待できそうです。

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杏仁豆腐のトッピングでもおなじみ!ゴジベリーの食べ方

ゴジベリーは、ドライフルーツでそのまま食すこともできますが、甘みはあまりなく、酸味と苦味があります。しかし、クセはないので比較的食べやすく、いろいろな食材と組み合わせて摂取することが可能です。生食としては、杏仁豆腐や粥にトッピングされているのが定番でしょう。ヨーグルトをよく食べる人でしたら、トッピングとして加えてみるのもおすすめです。果実をお酒に漬けて、枸杞酒として飲まれることもあります。また、シロップ漬けにする方法もあります。作り方は、水:砂糖:ゴジベリー=4:1:1の割合の分量で、水を沸騰させて弱火にし、砂糖を入れてひと煮立ちさせます。その後、洗ったゴジベリーを鍋に入れて10分煮、レモン果汁を入れて粗熱を取ってひと晩寝かせればできあがりです。フルーツポンチなどに入れると、色味のアクセントにもなり、見た目にも良いでしょう。他にも、サラダのトッピングとして使ってみたり、スムージーに混ぜて飲んでみたりと、おしゃれにおいしく食べる方法はさまざまです。ゴジベリーを豚肉にしそや梅と一緒に巻いて食べれば、立派なおかずにもなります。より効能を得る摂取方法をしたいという人は、煎じて飲んでみると良いでしょう。それだけでは飲みにくいという人は、紅茶に入れて飲んでみるのもおすすめです。料理のレシピサイトを検索すれば、卵焼きに入れてみたり、パンケーキに入れて焼いてみたりと、新しいアイデアを見つけることができるかもしれません。

食べすぎNG!ゴジベリーの注意点

ゴジベリーに含まれるベタインは、月経促進や人工中絶の薬に作用することが知られています。このため、妊娠中や授乳中、月経不良の人は避けたほうが無難です。逆に、月経不順やの改善や生理痛の軽減には効果が期待できるともいえます。また、ナス科ですので、ナスやトマトなどのナス科の野菜同様、体を冷やす作用もあります。このため、胃腸の弱い人も摂取を控えたほうが良いでしょう。もし、食べたいというのであれば、お医者さんに一度相談してみましょう。もちろん、胃腸の弱い人以外にも、多量に摂取すれば腹痛を引き起こすこともあります。これは、どの健康食品においてもいえることですが、過度の摂取をしても効果がより一層上がるというわけではありません。特に、ゴジベリーの漢方薬を使用する人は、信頼できる店から購入して、用量を守って服用しましょう。他にも、アレルギー反応がある人は、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。もし、ナス科の食べ物で以前にアレルギーを起こしたことがあり心配でしたら、まずは極少量からはじめてみて、ようすを見つつ摂取量を増やしていくなどの工夫をしてみましょう。

用量を守って!ゴジベリーで健康的になろう!

さまざまな栄養素を含み栄養価に優れているゴジベリーは、毎日の食生活に取り入れることで、健康的な生活の手助けをしてくれます。病気を予防するには、日々の生活から小さな積み重ねをしていくことが大切です。ぜひ、ゴジベリーをうまく活用してみてください。ただし、ゴジベリーには女性に心配な栄養素も含まれていますので、食べすぎには十分注意しましょう。また、漢方薬としてゴジベリーを取り入れる場合にも、用量を守り、正しく服用するように心がけることが大切です。

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