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急に太ったときは要注意!体重増加はむくみのせいかも

体重が増えてしまったとき、もとの数字に戻そうとダイエットを始める人も多いのではないでしょうか。
しかし、数字が増えただけで太ったと思い込み、なぜ体重が増加したのかという原因を深く考えずにダイエットを行うのは大変危険なことです。体重の増加は体に不調が起きているサインかもしれないので、正しい知識をもとに対策を立てていきましょう。

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体重増加イコール肥満ではない

体重が増えると、すぐに食事制限や運動をしようと考えてしまいがちです。しかし、実は肥満が原因ではなく、むくみが原因のこともあります。肥満とむくみの違いは、前者が脂肪の増加によって起こるのに対し、後者は体に水分が溜まることによって起こります。体重計の数字を見ただけではどちらの理由かはわからないので、体重増加ですぐにダイエットを始めるのは体に良いことではありません。もしも原因がむくみであった場合、ダイエットをすることでかえってむくみが悪化してしまうことがあります。むくみの主な原因は血液やリンパ液など体液の循環が滞るのに対し、肥満の主な原因はカロリーの過剰摂取や運動不足などです。また、両方とも病気が原因で発生する可能性もあります。体重が増えた原因が異なれば、減らす方法も異なります。体重が増えたときはなぜ増えたのかという原因をきちんと見極めることが大切です。

一時的なむくみと慢性的なむくみ

むくみといっても、一時的に起こるものと慢性的になるものの2つがあります。一時的なものには、例えば生理があります。生理前後の時期だけむくむケースでは、生理が終われば自然とむくみは解消されます。
また、立ち仕事が続いたりお酒を飲み過ぎたりすることで起こるものも、一時的なむくみの一種です。体液の循環が元どおりになって体内に溜まった水分を外に出すことができれば、体重もまた元に戻ります。一時的なむくみでは、塩分の摂りすぎや運動不足で起こることもあるので、食事制限や簡単なマッサージ、運動などで解消されることもあります。これらは肥満による体重増加の対処法とも一致するので、むくみか肥満かが判別つかないときでも試してみると良いでしょう。
一方、体重が元に戻らずに少しずつ増え続けるような場合は、慢性的なむくみが考えられます。溜まった水分が排出されずに溜まり続けている状態は、病気も疑う必要があるでしょう。私たちの体は60〜70%が水分でできています。そのため、体液の循環不良であるむくみが続くと、体に何らかの問題を抱えている可能性が考えられます。特にむくみと関係がある器官は腎臓・肝臓・心臓・甲状腺で、これらの機能が不調に陥るとむくみが出やすくなります。ただし、必ずしも慢性的なむくみは病気が原因であるわけではありません。デスクワークなどで毎日何時間も同じ姿勢をとり続けている場合、筋肉が硬くなり体液のめぐりが悪くなります。その結果、同じ姿勢をとり続ける限りむくみを引き起こしてしまうのです。デスクワーク中の対策としては、仕事中にかかとを上下に動かしたり、足首をぐるぐる回したりといった、体液の巡りを良くする運動を行うことが挙げられます。同じ姿勢が長時間続かないよう定期的にストレッチを行うことでも、慢性的なむくみは解消されやすくなるでしょう。

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むくみで体重は何キロ増えるの?

むくみが原因で体重が増加した場合、何キロ程度太るものなのか気になる人も多いことでしょう。どのくらい体重が増えるのかは、もともとの身長や体重に個人差があるため、一概に何キロ程度増加するということはできません。

軽度のむくみの場合、増加分はせいぜい1~3キロ程度までで、それほど極端に増加するわけではありません。それに対して、重症のむくみは短期間で3キロ以上増えることがあり、肥満の場合はここまで極端な体重増加はありません。

むくみは体の水分が異常に増加した状態であって、肥満は脂肪分が増えることです。区別するにはむくんでいると思う部分(特に足のすね)を強く指で押してみてください。指の形にへこみができればむくみです。肥満の場合はこのようなへこみはできません。

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生活習慣を見直してみよう

生活習慣による体重増加ときくと、肥満をイメージすることも多いかもしれませんが、むくみでも生活習慣によって体重が増加するケースはあります。睡眠は体の機能を正常に整えるために重要なもので、不規則な睡眠時間や睡眠不足を繰り返していると体液の循環が調整されず、むくむ確率が高くなります。
また、暴飲暴食や高カロリーの食事をとる際にも、水分や塩分の過剰摂取でむくむ原因を作ります。特に塩分の過剰摂取では、血中の塩分濃度を下げようとして体はより多くの水分を細胞に蓄えようとするため、むくむ確率は高くなります。体液の循環を悪くする冷えも、むくみの原因となる避けたいものの一つです。
冷えは自律神経が乱れたり筋肉運動が少なかったりすることなどで起こりやすくなるので、比較的女性に多くなっています。さらに、冷たいものばかり食べていたり運動不足だったり、あるいはアルコールを摂取したりタバコを吸ったりなどの生活習慣が原因で起こることも多いのが特徴です。むくみが原因の体重増加の場合、生活習慣を変えるだけで体重が落ちることもあるので、まずは生活習慣の改善から試みていきましょう。

慢性的なむくみは病院へ

一時的なむくみの場合、体重がわりとすぐに元に戻るので大きな問題はありませんが、体重がなかなか戻らず、むしろ徐々に増え続けていくような慢性的なむくみの場合は、病気が原因であるケースも多いので注意が必要です。
慢性的なむくみでは、自分ひとりで何とかしようとはせず、病院を訪れて医師に原因を調べてもらってください。病気が原因の場合、適切な治療を受けなければ時間とともに状態はどんどん悪化していく恐れがあり大変危険です。逆に、治療を受ければむくみが改善されて、体重も落ちやすくなることでしょう。
すでに述べたように、慢性的なむくみを引き起こしやすい器官に腎臓・肝臓・心臓・甲状腺があります。腎臓は血中の老廃物を取り除くフィルターの役割を持っていますが、働きが弱まると血液の循環に支障をきたします。肝臓の機能障害では血液を正常に保つ役割があるアルブミンの生成が滞り、血中の水分が減って血行が悪くなります。心臓は体中に血液を送るポンプの役割を果たしますが、問題が起こると血液が一部に溜まりやすくなりむくみの原因となります。甲状腺が機能低下を起こすと甲状腺ホルモンの合成障害などが起き、顔や足がむくみやすくなります。これらの器官の働きが弱まると倦怠感や眠気、疲労感など別の症状も現れることが多いです。むくみのほかにも体調不良を感じたら、すぐに病院を受診して医師の指示を仰ぐようにしましょう。

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たかがむくみと考えるのは危険

むくみのせいで体重が増えた場合、単純に水分の摂取量を減らせば良い、利尿剤で水分を出せば良いなどと安易に考えるのは危険です。むくみには一時的なものと慢性的なものがあります。慢性的なもののなかには病気が原因のものもあるため、時間が経てば解決すると思ったり簡単な運動や生活習慣の改善で解消されると考えたりと、むくみを甘く見ないことが大切です。むくみの原因はいろいろとあるので、安易な自己判断は避けて、少しでも体に異変を感じたら専門家に相談するようにしましょう。体重の増加で大切なのは、まずは原因が肥満かむくみかを知り、むくみの場合は一時的なものか慢性的なものかを観察することです。むくみと体重増加の関係について正しい知識を得て、美しく健康的な日々を送っていきましょう。

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