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もうかゆみや痛みで悩まない!カサカサさんの乾燥肌対策

乾燥肌に悩む人のために、どのような対策があるのかについてお話しましょう。

乾燥肌ってどんな肌?

まずは、乾燥肌とはどのような状態の肌なのかを説明しましょう。乾燥肌は、皮脂の分泌が低下し、角質細胞間脂質が減少して、肌の角質層内の水分含有量が低下してしまった状態をいいます。肌内部の水分は、皮脂が作る皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質(セラミド)の3つが、バリアの役目をして外へ逃げないようにしています。

このうちのどれかひとつでも低下すると、内部の水分が蒸発して失われ乾燥肌となります。乾燥肌になってしまった皮膚はうるおいがなく、弾力を失って柔軟性がありません。肌の表面は白く粉をふいた隣屑(りんせつ)と呼ばれる状態になり、外部からの刺激に弱く、かゆみや痛みが起こることがあります。乾燥肌が進むと、外部からの刺激に弱い慢性的な敏感肌へと移行してしまう場合もあります。

乾燥肌にはどうしてなるの?

乾燥肌になってしまう原因には、「食生活」「生活習慣」「間違ったスキンケア」で起こることが多いといわれています。

まずは「食生活」ですが、バランスの悪い食事やダイエット、欧米型の食事が原因で、乾燥肌になってしまう場合があります。特に、肌を構成しているタンパク質の不足は、角質細胞のターンオーバーが正常にできなくなり、NMFやセラミドなどの生成に大きく影響を及ぼしてきます。

次に「生活習慣」ですが、主な原因として。肌のターンオーバーを周期的に保つ役割をしているのが「成長ホルモン」で、この成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、十分に睡眠を取る必要があるのです。

最後に「間違ったスキンケア」ですが、乾燥肌で悩む人の多くは肌のこすりすぎで、表面の角質層を傷つけてしまっている場合があります。傷ついた角質層は、そこから水分が蒸発しやすくなってしまいますので、スキンケアには注意が必要です。クレンジングやマッサージ、洗顔回数には注意しましょう。

乾燥肌の主な症状は?

乾燥肌の初期症状は、洗顔後や入浴後などに肌がカサカサし、つっぱり感などを感じます。特に乾燥しやすい部位は、膝、ひじ、すね、かかとなどで、顔の場合は頬、口の周囲、目の周りでが皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすくなります。

乾燥肌がもう少し進むと、白く粉をふいた状態やかゆみを伴ってきます。さらに悪化させてしまうと、赤みやひび割れ、痛みを伴うことさえあります。かゆみがひどい場合は、掻きむしることによりゴツゴツした慢性湿疹に変化したり、シミやシワの原因になったりすることもあります。もし、そのようになった場合は、早めに皮膚科へ受診するのが1番の対策方法といえるでしょう。

こんな生活習慣が乾燥肌を悪化させる

間違った生活習慣は、さらに乾燥肌を悪化させます。そのひとつに、衣類や寝具など、肌触りの悪い生地が直接肌を刺激することで、乾燥肌を招くことがあります。

特に肌が乾燥している人の場合は、角質層が弱くもろくなっていますので、掻きむしりには注意が必要です。肌が直接触れるタオルケットや枕カバー、下着などは、肌に優しく柔らかいものを選ぶようにしましょう。

また、肌が乾燥しやすい人は、乾いた空気にならないような室内環境を作ることも大切です。空気が乾燥している冬場はもちろんですが、夏場のエアコンでも空気が乾燥してしまう場合がありますので、加湿器などで常に湿度を調整するようにしましょう。

さらに、コタツや電気毛布などの暖房器具には注意が必要です。肌を乾燥させるだけでなく、熱の刺激によって痒みを生じさせ、掻くことで角質層を傷つけて、さらに悪化させてしまう場合もあります。

乾燥肌なら食生活もチェック

また、冷たい飲み物や食べ物が好きな人も要注意です。清涼飲料水を1日に1回は必ず飲むという習慣がある場合や、冬でもアイスクリームが欠かせないという人は、体が冷えて血行不良になりやすく、肌に十分な血流が行き渡らない可能性があります。

過剰なアルコールも、肌には大敵です。週に4日以上お酒を飲んでいるという人は、生活習慣や食生活が乱れている可能性があります。これらひとつでも当てはまる場合は、これらが原因で乾燥肌になってしまっている場合がありますので注意をしましょう。

お風呂上りの過ごし方が重要

入浴中は水分で覆われているので肌がうるおっているように感じますが、入浴によって皮脂や保湿因子が流れ出てしまっているため、お風呂上がりは想像以上に肌が乾燥しやすくなっています。

そこで、お風呂から上がったらすぐにタオルで水分をふき取るようにしましょう。タオルはゴシゴシとこすらずに、肌を優しく傷つけないようにポンポンとたたくような感じで水分をふき取ります。その後、化粧水や乳液、ワセリンなどを肌全体に伸ばしていきましょう。乾燥肌の入浴には、保湿力の高い入浴剤やボディソープを使用することでも、乾燥の悪化を防ぐことが可能です。

さらに、熱い湯船に入らない、ゴシゴシと皮膚をこすらないなどに注意して、肌に過剰な刺激を与えない対策も重要です。

寝る前のひと工夫で乾燥肌を防ぐ

睡眠中も、少しずつ水分は奪われていきます。では、無防備になってしまう睡眠中の保湿はどうすればいいのでしょうか?部屋が乾燥している場合は加湿器を使用して、部屋がカラカラの状態にならないように調整します。

加湿器が無い場合は、濡れたタオルなどを部屋干しすることでも乾燥を防ぐことができます。エアコンを使用して寝る場合はタイマーなどを利用し、朝までエアコンがついたままにならないようにして、部屋の乾燥に注意しましょう。

また、寝る前に1杯の水を飲むことで、体を乾燥から防ぐことができます。特に夏場は、汗として寝ている間に大量の水分が体から出てしまいますので、寝る前の水分補給は大切です。

ピンポイントに乾燥を防ぐ洗顔法

唇や目の周囲は、デリケートで乾燥しやすい部分ですので、特に洗顔には注意が必要です。化粧をしている場合は、洗顔の前に必ず化粧落とし用のクレンジング剤を使用して、口紅やアイメークをきちんと落としてから洗顔をしましょう。

洗顔は、石鹸や洗顔フォームをホイップクリーム状になるまで泡立て、ゴシゴシとこすらずに泡で洗うようにします。その後十分にすすぎ、すぐにタオルで軽くたたくように水分をふき取ってから保湿用化粧品を使用します。

唇がひどい乾燥状態で皮膚がめくれてしまうような場合は、リップクリームを塗った後にラップを唇に貼り付けてみましょう。そのまま10分ほど待つと、リップクリームの保湿成分が肌に吸収されてしっとりとしてきます。

目の周囲には、特に保湿力の高いクリームを使用するか、アイクリームを使用するといいでしょう。この部分は皮膚が薄くとてもデリケートですので、ゴシゴシと力を入れて塗ると、シワやシミの原因になってしまいますので注意が必要です。

乾燥肌を整えるスキンケア

乾燥肌の人は洗顔時の「こすりすぎ」や「洗いすぎ」には特に注意が必要です。間違った洗顔で皮膚にある大切な皮脂やNMF、セラミドが失ってしまっている可能性があるからです。

洗顔は朝と夜の1日2回で十分です。顔の乾燥には、保湿効果の高い化粧水や乳液、クリームなどを使用するようにしましょう。

特に乾燥が激しいと感じたときは、コットンにたっぷりの化粧水を含ませて肌の上に10分~15分ほど乗せておくと、肌に十分な水分を与えることができます。化粧水はできればセラミド配合やNMFを補う効果のあるものを使用するといいでしょう。化粧水で十分に肌が潤った後は、水分が皮膚から逃げないようにすぐに適量の乳液とクリームを塗ります。

乾燥肌を整えるスキンケア

現在の乾燥肌用コスメには、さまざまな保湿成分がダイレクトに含まれています。ここでは、保湿に関係のある重要な成分をご紹介しましょう。

ヒアルロン酸やセラミド、トレハロースなどは、肌の表面で水を保持してくれます。また、尿酸やグリセリンを含む基礎化粧品も、肌の保湿には効果的です。ヒアルロン酸は、もともと人間の皮膚の奥にある真皮内に存在する物質であり、非常に高い保湿力と弾力をキープする働きがあります。

また、セラミドは表皮の角質層にある成分で、水分を蓄えて細胞間を隙間無く埋め、外部刺激から肌を守っています。この2つの成分は保湿に対し、それぞれの大切な役割を持っていますので、両方を含む成分を持つ基礎化粧品がおすすめです。

また、内部からもうるおいを補うために、これらを含んだサプリメントを摂取してもいいでしょう。乾燥肌対策には肌の保湿メカニズムを知り、どのような成分が肌の保湿を助ける役割をするものかを知る必要があります。そのうえで自分の肌に合った対策を考え、積極的に乾燥肌を改善してみてはいかがでしょうか。

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