お近くのサロンをさがす
あなたの口臭、大丈夫ですか？
最近は「スメルハラスメント」といって、会社生活の中でにおいが問題になることも。
困ったことに自分の臭いは自分では気づきにくいもの。女性のエチケットとして、口臭の対処法を知っておきましょう！
気づいていないのはワタシだけ？口臭と今すぐサヨナラして！
口臭に悩む女性が増えています
毎日きちんと歯磨きしているのに、「もしかして、お口くさい？」なんて思うときありませんか？
自分で感じたときは、気のせいではありません。
動物はもともと自分のにおいには鈍感なもの。なぜなら生きるために外敵やエサのにおいを嗅ぎ分ける必要があるからです。
そのため周囲が顔をしかめるようなきつい口臭でも、本人は気づいてないということがあります。
しかし最近「スメルハラスメント」という言葉が注目されるようになったことからも、職場の身近な人のにおいを不快に感じる人が多くなっていることが分かります。無臭を好む傾向が強い日本人にとって、におい問題は深刻です。
一般的に、口臭は歯磨きが十分でなかったり唾液の分泌量が少なくなったりすることで細菌が繁殖して起こるといわれます。
しかし歯や歯茎、舌など口の中の原因は6割で、残りの4割は体質や生活習慣、ストレスだと言う歯科医もいます。
毎日念入りに口腔ケアをしても口臭が消えない場合は、口外の原因にも目を向けましょう。
お口のにおいの原因7つ
1.歯周病
35歳をこえると約80％の人がかかるというデータもある症状のひとつ。
歯茎の隙間に細菌が入って引き起こされる感染症で、出血したり膿が出たりと重症化すると強烈なにおいが。定期的な歯科検診がおすすめです。
2.舌苔
舌の表面についている「舌苔」に細菌が繁殖したり食べかすが残っていたりすると、硫黄のようなにおいが発生します。
専用の舌ブラシでやさしくかき落として溜めないのがベスト。
3.食べ物
口臭の原因となる食べ物の中で最も厄介なのが、ニンニク、ニラ、キムチ、アルコールなど。
食物に含まれる成分が体内でにおいの出る成分に変化し、それが肺からの呼気に混ざって排出されます。この場合においは1～3日程度続くこともあります。
4.ダイエット
食事制限が中心の無理なダイエットを行うと、体脂肪が分解される時に脂肪酸というにおい物質が発生します。
これが血液に乗って肺までくると、呼気からにおいがすることに。適度に運動もしながら体に負担をかけることなくダイエットをすれば、このようなにおいはしません。
5.乾燥
口の中はもちろん、肌や髪なども乾燥しているなと感じたら注意が必要です。
口を開けて寝たり、空気が乾燥している場所にいると唾液が少なくなり、口臭の原因となる雑菌が繁殖しやすくなります。
6.スマホ
最近急増中なのが、スマホが原因と思われる口臭。
うつむいた姿勢が続くと舌やアゴの下にある唾液腺が圧迫されて唾液の分泌が低下します。
またゲームに夢中になると体が緊張し、唾液の量が少なくなるので口内の乾燥につながります。
7.女性ホルモン
女性ホルモンの動きによっても口臭は強くなります。気をつけたいのは月経期。
女性ホルモンが活発に働く時期は免疫力が低下し、口内環境も荒れやすくなります。
思春期、妊娠出産時、閉経時（更年期）も同じように女性ホルモンが変化する時期なので、口臭が起こりやすくなります。
ちょっとした習慣で口臭を撃退！
口臭のもっとも有効な対処法は、唾液を増やしてバリアすることです。
唾液腺を刺激して、いつも唾液が口の中にいっぱいあるようにしましょう。唾液腺は耳からあごにかけてあるので、軽く指圧したり円を描くようにマッサージしたりしてみてください。食事の時によく噛むことで唾液の分泌は促進されます。
舌や口の周りの筋肉を動かすことも唾液腺の刺激になるので、会話や笑うことも口臭予防につながります。
リラックスしているときも唾液の分泌は増えるので、仕事やスマホを使う合間に腕を上げてのびをしてみて。
そのときアゴを上げながら行うとより唾液が出やすくなります。
食べ物によって出ている口臭を消すにはりんごが役立ちます。りんごに含まれるリンゴ酸に抗菌・消臭作用があるからです。
口臭は体調のバロメーターでもあります。
正しく対処すれば、においが消えるだけでなく体調も改善されて一石二鳥ということも！
口臭知らずの爽やかな息をキープしましょう！
お近くのサロンを探す
