いつまでもキレイを育む女性のための美活百科

お近くのサロンをさがす
  1. HOME
  2. 美活百科ブログ
  3. ビューティコラム
  4. 美容女子必見!ココナッツオイルの作用や副作用

Bikatsu Hyakka blog美活百科ブログ

  • ビューティコラム
  • ヘルスケア

美容女子必見!ココナッツオイルの作用や副作用

ココナッツオイルは海外セレブやモデルにも愛用されている美容効果の高いオイルです。「オイルって太りそう」と思われがちですが、ココナッツオイルには美容にも健康にも良い成分がしっかり含まれています。この記事では、「ココナッツオイルってどんな食品?」という人のために、ココナッツオイルの効果や副作用についてまとめ、適量やおすすめの使い方などを紹介していきます。さらにどのような人におすすめのオイルなのかも説明していますので、「ココナッツオイルを使おうか迷っている」という人は参考にしてみてください。

メリットたくさん!ココナッツオイルの作用

ココナッツオイルは、その名のとおりココナッツから採取される油です。寒い時期は常温でも固まり、温めると液体になります。通常油脂は固体のものを「脂」、液体のものを「油」としていますが、ココナッツオイルはどちらにも属さない特殊なものです。「脂」と呼ばれるものは主に動物性の脂質が多いのですが、ココナッツオイルはどちらかというとこの「脂」に近いと考えられています。これは、ココナッツオイルには飽和脂肪酸が多く含まれているからです。通常、飽和脂肪酸の多い食品はどちらかというと体には良くないといわれています。

しかし、ココナッツオイルにはさまざまな効果があります。これはココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸の仲間のラウリル酸の働きであると考えられています。このラウリル酸は母乳にもふくまれているもので、効果は主にダイエット作用、冷え性解消、整腸作用、美肌作用、代謝機能を高める、抗酸化作用によるアンチエイジングです。ラウリル酸を始めとする中鎖脂肪酸は、肉類などに含まれる長鎖脂肪酸に比べて吸収と代謝のスピードが速くなっています。さらに、代謝経路が特殊で、肝臓を通ることなくダイレクトに小腸まで届きます。このためココナッツオイルは体脂肪として蓄積されにくく、エネルギーとして素早く使われやすいためダイエットに良いとされています。代謝が促進されれば血流も良くなり、冷え性の改善や美肌にも繋がります。

また、ココナッツには抗酸化ビタミンであるビタミンEが多く含まれているためアンチエイジング効果も期待できるのです。憧れる人も多い海外セレブのミランダカーのココナッツオイル好きは有名で、「ココナッツオイルがないと生きていけない」というほどです。1日に大さじ4杯ほどの量をサラダにかけたりそのまま食べたりしているそうです。誰もがミランダカーのように抜群のスタイルになれるというわけではありませんが、美容意識の高い彼女の食生活を参考にしたいという女性も多いはずです。

知っておこう!ココナッツオイルの副作用

ココナッツオイルは確かに美容効果の高いオイルですが、摂り方次第では副作用を起こすこともあります。副作用の症状としては頭痛、めまい、食欲不振、吐き気、アレルギー反応が認められています。どの食品にもいえることですが、人それぞれ体質は違い、人によっては食品が体に合わずアレルギー反応を起こす場合があります。1回目は大丈夫でも、そこで抗体ができることで2回目以降に反応が出る場合もあるので注意が必要です。頭痛やめまい、食欲不振、吐き気などの諸症状は、そのときの体調にもよりますので、一度に大量に摂らずに少しずつ様子を見ながら食べましょう。

また、いくら健康にも美容にも良いといわれていても、油であることには変わりません。脂肪のカロリーは1gあたり9kcalと高いもので、10g食べるだけでも約100kcal近くなります。ダイエットをしたいからといって食べ過ぎてしまうと、太る原因になる場合もあります。炒め物や揚げ物などの油っぽい料理と一緒に摂るとカロリーオーバーに繋がります。他の食事との組み合わせ方にも気を付けましょう。ココナッツオイルは1日に大さじ2から3杯を目安として食べるのが良いとされています。まずは普段使用している油を置き換えるイメージで使用してみましょう。

こんな人!ココナッツオイルがおすすめな人の特徴

ココナッツオイルを始めとする中鎖脂肪酸の油は術後患者や腎臓病患者の治療など、医療の分野にも使われています。なかなか食事の量を増やせない低栄養の人や高齢者にも適しています。ココナッツオイルは、健康面から十分な食事量を確保できない人や健康でいたい人にオススメです。さらに、ココナッツオイルの持つ抗酸化作用はいつまでも若々しくいたい人に、代謝促進効果はダイエットをしたい人に適しています。ココナッツオイルを使ったダイエット法の一つとしてケトン体ダイエットというものがあります。ケトン体とは飢餓状態のときに発生する物質で、体内の体脂肪を分解して肝臓で作られます。ココナッツオイルを摂ることで体が勘違いを起こし、このケトン体濃度が上がるとの報告もあります。ケトン体は体脂肪を燃焼させる機能を活性化させてくれます。また、同時に糖質制限を行うとより効果的に痩せられるというデータもあるようです。

ココナッツオイルは、そのまま食べることもできますし、料理に使ったり飲み物に入れたりして体にとり入れることができます。チャーハンやパンケーキなど、ジャンルを問わずに使えます。スリランカの化学者の研究では、お米にココナッツオイルを入れて炊くとカロリーを50〜60%カットすることができるとの結果が出ています。気になる味については、香りはそのままココナッツの香りがするのですが、実際に食べてみるとほとんど味はないとの感想が多くなっています。メーカーによっても違いはあるようなので、いろいろ試して自分に合ったものを探してみましょう。味が強いものはそれを活かしてココナッツコーヒーやパンケーキ、スムージーなどに使うと良いでしょう。和食にも合うようですが、エスニック料理好きの人は特に美味しく食べられるかもしれません。

また、ココナッツオイルを使った美容法にも注目が集まっています。スキンケアでは顔から体まで、さらには頭皮にも使用できるそうです。ココナッツオイルは保湿力が抜群で、肌への浸透力がとても高いオイルです。洗顔後にココナッツオイルを塗ると肌が柔らかくなり化粧水の浸透が良くなります。また、ムダ毛処理をするときに使用すると肌を傷めず守ってくれます。処理後の保湿ケアとしても最適です。頭皮への使い方は、シャンプー前に頭皮をマッサージするようにココナッツオイルを揉み込み、15分間放置して入浴を済ませます。その後いつも通り普通にシャンプーをするだけでOKです。頭皮が柔らかくなり顔のたるみ防止になるほか、頭皮の臭いが解消されてシャンプーやコンディショナーの良い香りを持続させる効果もあります。「ココナッツオイルを食べるのにはちょっと抵抗がある」という人は、ぜひ外側からのケアに使用してみてください。

ココナッツオイルの使い方レシピ

食事はもちろん、ヘルスケアへの取り入れ方もご紹介します!

ドリンクにちょっぴりプラス

好みのドリンクに小さじ1程度のココナッツオイルを入れるのがもっとも簡単な方法。コーヒー、紅茶、緑茶、ホットミルクなど、なんでもOK! ココナッツオイルは20度で固まってしまう性質があるので、温かいドリンクに入れて混ぜてください。独特のほんのり甘い香りが加わるので、フレーバードリンクとしても楽しめます。
ヨーグルトやアイスクリームにかけるのもおすすめです。

料理用オイルをチェンジ

いつもトーストに塗っているバターや、炒め物に使っている油をココナッツオイルに替えるだけ。ココナッツオイルでベイクドポテトや焼きリンゴを作っても風味がアップしておいしいですよ。フライの際にココナッツオイルを使うと、サクサクっと揚がって後味もさっぱりとします。

ドレッシングのベースオイルに

ココナッツオイルとお酢、塩コショウなどを好みの分量で混ぜるだけで、手作りのさっぱりドレッシングができあがり。はちみつや醤油、玉ねぎのみじん切りなどを加えてアレンジしても◎。

スキンケア&ボディケアオイルに

美容へのシンプルな取り入れ方は、乾燥やシワなどが気になる部分にココナッツオイルをつけること。ココナッツオイルは肌にやさしいのでメイク落としに使ってもOKです。
伸びがいいココナッツオイルは、精油を混ぜればマッサージオイルにも。粗塩やグラニュー糖などと混ぜ合わせ、ボディスクラブとしてカラダ全体になじませれば、ココナッツオイルの保湿力でなめらかなお肌に導かれるでしょう。

ヘアケアで髪に健康的な輝きを

洗い流さないトリートメントとして、傷みが気になる毛先などに手で温めたココナッツオイルを揉み込むとしっとりします。また頭皮マッサージにもココナッツオイルを活用できます。手のひらでココナッツオイルを温め、乾いた頭皮に塗りこんで指の腹でやさしくもんで。しばらく放置した後、シャンプーで洗い流しましょう。

健康と美容の強い味方!

ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は、中鎖脂肪酸の仲間であり、健康や美容に役立つとされています。医療の現場でも使われる成分ですので安心して体にとり入れることができます。ココナッツオイルの魅力は、高い美容効果はもちろん全身の美容にも使えるところです。普段使っている油の代わりに料理に使ったり、肌に直接塗ったりと使い方はさまざまです。

ただし、いくら体に良いものとはいっても使いすぎには注意が必要です。太りにくい食品ではありますが、食べ過ぎはカロリーオーバーや副作用の原因になります。きれいのためには適量と正しい使い方を守り、内側からも外側からもケアしてあげましょう。また、ココナッツオイルはさまざまなメーカーから販売されています。商品によって価格や成分などには違いがありますので、じっくり見比べて自分に合ったココナッツオイルを探してみましょう。

お近くのサロンを探す

ジュビラン サロン検索

キーワード・地域・特徴から検索

都道府県から検索

北海道・東北
甲信越
中国・四国
九州・沖縄

人気の地区町村から探す