疲れたり、寝不足だったりするとあらわれてくる、目の下の「クマ」。
表情が暗くなり、老けて見えてしまう、困りものです。
とりあえずコンシーラーで隠してごまかそうとしていませんか?
「クマ」のタイプによって、効果的な解消法は違うのです。
あなたの「クマ」は、どんな「クマ」?
あなたのクマはどのタイプ?
クマは、できる原因によって、大きく3つに分けられます。
原因が違えば、それぞれ対策も異なります。まずは、あなたのクマのタイプを知りましょう。
あなたの「クマ」は、どのタイプ?
- 青クマ…指で押さえると色が変わる→血行不良が原因!
- 黒クマ…上を向くと目立たなくなる→皮膚のたるみが原因!
- 茶クマ…どちらをしても変化が見られない→色素沈着が原因!
「青クマ」にはマッサージが有効
青クマの原因は、疲労やストレス、寝不足による血行不良。もともと色白だったり、目の下の皮膚が薄い人は特に目立ってしまいます。
よく眠る、運動をして血行をよくするなど生活習慣の改善はもちろん必要ですが、もっとも効果的な対策はマッサージ。
目頭から目じりに向けて、目の下の骨にそって軽くプッシュしていくのを何度か繰り返します。「攅竹(さんちく)」という、眉頭のくぼんだ部分にあるツボをゆっくり押さえるのも、目の周りの血流アップに効果アリ。力を入れすぎたり、こすったりすると「茶クマ」の原因になるので気をつけて!
「黒クマ」は目の運動でリフトアップ
黒クマは、主に加齢によって目の下の筋肉がたるみ、影ができるのが原因です。コラーゲンの減少などで、皮膚にハリがなくなるのもたるみを加速させます。
黒クマ解消には、表情筋を鍛えるのが効果的。目に力を入れてギュッと3秒ほどつぶったら、パッと力いっぱい見開く、これを10回ほど繰り返します。口やおでこなどに不要なシワがよらないように気をつけて!
黒クマは「影」なので、コンシーラーで塗って隠すことはできません。そこで、今すぐなんとかしたい!というときは、パール系のコンシーラーを使い、へこんだ部分にふっくら感を出してカバーしましょう。
また、むくみは黒クマをより目立たせてしまうので、塩分や冷たいものを摂りすぎないことも大切です。
「茶クマ」は予防が第一。できてしまったらカバーメイクで
洗顔やメイク落としのとき、あるいは目のかゆみなどで目元をこすったりする外部的刺激や、紫外線によるダメージによって色素沈着を起こした状態が「茶クマ」です。基本的な対策は、シミ対策と同じになります。
茶クマをこれ以上ひどくしないためにも、UV対策を徹底し、美白化粧品などを利用して、時間をかけて少しずつクマ解消をめざしましょう。
洗顔のときにはやさしいタッチをこころがけ、アイメイクを控えめにしてメイク落としの負担を減らすことも考えましょう。
また、茶クマ隠しにはコンシーラーが効果的。美白効果のあるものや、刺激の少ないチップタイプがおすすめです。